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zoom RSS 極辛カレー

<<   作成日時 : 2005/09/29 00:53   >>

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 白河駅の近くに「二光」という食堂がある。西郷に務めていた頃、白河で飲み会があると、最後は「二光」というのがお決まりだった。「飲み会の後はラーメン」と言うが、ここではカレーをよく食べた。ここのカレーは辛いことで評判だった。私はいつも一番辛い「極辛」を注文した。店主いわく「極辛は、タバスコの原液と同じくらいの辛さです。」まあ、そこまではいかないにせよ、その辛さたるや尋常でないことは確かである。初めの二口くらいまではいいのだが、その先は強烈な辛さで舌が完全に麻痺してしまう。それでも、カレーそのものがとても美味しいので、その香りとコクで最後まで食べることが出来た。しかし、食べ終わって舌の感覚が徐々に戻ってくる時が大変だ。あまりの辛さに舌がビリビリ痛む。「からい」も「つらい」も「辛い」と書くが、どちらも同じことなのだと実感した。そんな思いをしてまで、毎回のように「極辛」を食べ続けたのは、やはり辛さ以上の美味さがあったからだ。
 
 あるとき、西郷の先生たちで「二光」に行った。私とI先生が「極辛」を注文した。ところが、I先生はあまりの辛さに、ほんの数口食べただけでギブアップしてしまった。するとI先生はカバンから容器を取り出し、残ったカレーを詰め始めたではないか。I先生は「極辛」を完食できない場合を考え、あらかじめ容器を準備していたのだ。
 
 翌日、学校に「極辛」を持ってきたI先生は、「話の種に…」と職員室の先生方に試食を勧めた。何人か試食に応じたのだが、放課後になってもカレーは一向に減らなかった。そこに1年生のF君がやってきた。彼はどこからかこの噂を聞きつけ、「極辛」の試食に来たのだ。数分後、「極辛」を完食したF君は、平然と「食べられますね。」と言い残して職員室を去っていった。
 爽やかな、そしてカレー臭い風が、夕暮れの職員室に吹いていた…。

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