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<<   作成日時 : 2006/02/27 04:53   >>

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うちの奥さんが100均で購入してきました。
その名も「プチ頭脳パン」!凄いネーミングです。

パッケージにはこう書かれています。

ビタミンB1を強化した小麦粉「頭脳粉」使用!
小麦粉100g中ビタミンB1を0.17r以上含有しています。


製造しているのは「アジカル」という新潟県の会社です。
「プチ」というくらいなので、プチじゃないのもあるのかと思って調べてみました。
すると、この「頭脳パン」、一筋縄ではいかない凄い食べ物であることがわかりました。

何がどう凄いか、説明すると長くなるので、
「頭脳パン」に関する情報を、幾つか箇条書きでまとめます。

・「頭脳粉」は、昭和30年代に慶応大の林教授(故人)の「ビタミンB1が脳を活性化させる」という提唱により作られた。

・「頭脳粉」は現在、石川県の「金沢製粉」で作られている。
(以前はもっと多くの製造所があったらしい)

 ・「頭脳粉」を用いたパンが作られ「頭脳パン」と名付けられる。
また、「頭脳パン」を製造する業者が集まって「頭脳パン連盟」なる団体が結成された。

・現在「頭脳パン」を作っているのは全国で17社ある。
その中で最大手は埼玉県の「伊藤パン」で、ファミリーマートなどで購入できる。
(福島では販売されていないようですが…。)

ということで、何となくおわかり頂けたでしょうか?
「頭脳パン」については毎日新聞の記事(北陸版1/1)に詳しく載っています。
(WEB版に全文を掲載しておきます。)


ということで、以下、毎日新聞の記事(北陸版1/1)を転記します。

*************************

りばいばる北陸’06:懐かしいけど新しい/1 

昔ながらの「頭脳パン」 /石川
 
 ◇受けるネーミング

 昭和30年代をテーマにした映画のヒットや、昔の下町風の商店街を再現したテーマパーク、ボードゲームが人気を呼ぶなど、全国的に「懐古ブーム」が続いている。当時を知る世代が懐かしむだけでなく、若い世代にとっては新鮮な発見につながることが、ブームの背景にあるという。日の当たらない時期を乗り越え、再び注目される存在となった北陸ゆかりの品々を集めた。【青山郁子、花牟礼紀仁、大久保陽一】

 ◇若者には新鮮な発見

 「頭脳パン」をご存じだろうか。特殊製法の「頭脳粉」100%のパンで、現在、頭脳粉を生産するのは全国でも金沢市米泉町7の「金沢製粉」だけ。今、ユニークなネーミングと時代を感じさせるパッケージが、3度目の注目を浴びつつある。不思議なことに、このパンの流行は「団塊の世代」のライフサイクルと符合している。

 ◇団塊の世代の節目に

 時は1960年。「米を食べるのがいいのか、それともパンか」という“主食論争”が巻き起こっていた。そんな折、大脳生理学者、故林髞(たかし)・慶応大教授が「頭のよくなる本」を発表。その中の「小麦ビタミンB1が頭をよくする」という学説に基づいて、小麦粉100グラムの中に小麦由来の天然ビタミンB1を0・17ミリグラム以上含んだ頭脳粉が開発された。

 ビタミンB1をより多く残す製粉方法を編み出したのは、大手製粉会社を退社後、コンサルタント機関「製粉技術中央研究所」を興した故大橋二郎さん。大橋さんは「月にロケットを打ち上げたのはソ連やドイツ系などパンを主食とする民族。日本人が科学的発展を遂げるためには、パンを主食とすべきだ」と考えた。当時の日本人の食生活は、まだ貧しく、副食で必要な栄養素を補うことが難しいということも背景にあったようだ。

 大橋さんは同年7月、製粉会社と製パン業者でつくる「頭脳パン連盟」を結成。製粉会社は当初10社あったが、9社はすぐ撤退し、金沢製粉だけが、製法を受け継いでいる。著作で「頭脳革新」という言葉を使った大橋さんが、頭脳粉・頭脳パンの名付け親と考えられている。

 ◇進学校で試食

 当時、同社工場長だった穴田政勝さん(75)=現・パン、洋菓子製造業「ローランド金沢」社長=は、石川県のパン組合とともに試作を重ね、同県屈指の進学校・金沢泉丘高などで試食アンケートを実施。「もっと甘くして」「干しぶどうを入れて」といった意見を基に、現在のスタイルが完成した。

 当時は、団塊の世代の高校受験期。普通の菓子パンが10円前後だった時代、1個25円の頭脳パンは同県で爆発的にヒット、第1次ブームを巻き起こした。国鉄(現JR)に広告や、テレビコマーシャルを出す人気だったが、昭和40年代にはブームが去り、頭脳粉の生産も落ち込んだ。商標登録は、現物がなければ権利を失ってしまう。穴田さんは「意地でも作り続けた」と言う。

 ◇3たびブームに

 91年に第2次ブームが訪れる。ちょうど、団塊ジュニアの世代が受験期を迎えたころだ。大手の「伊藤製パン」(さいたま市)が頭脳パンを作るようになり、関東でも人気が盛り返した。頭脳メロンパンやカレーパンなど、新しいタイプの頭脳パンが続々作られ、関東ではコンビニエンスストアでも売られるようになった。

 そして、団塊の世代がリタイアを目前にした今年、第3次ブームが到来しようとしている。

 現在、金沢製粉から粉を仕入れ、頭脳パンを製造しているのは全国で17社。頭脳粉の生産量も最盛期ごろまで盛り返してきた。同社の寺田匡社長(47)は「成長期の子どもさんは、たくさん食べてよく勉強してほしいですね」とPRする。

 ◇コロッケからソーセージに

 福井県鯖江市旭町2の「ヨーロッパン キムラヤ」(0778・51・0502)は、食べ盛りの中学生らのため、コロッケやソーセージを挟んだ頭脳パンを製造、販売している。

 頭脳パンを作り始めた03年ごろは、普通のバターロールだった。翌年、コロッケを挟み「頭脳コロッケパン」として販売。中学生の間で、コロッケのボリュームとパンの相性がいい、と好評だった。だが、古谷和己社長(43)は「コロッケが口の中でぱさついて食べづらい」と感じ、その後、具としてソーセージを追加した。

 1個189円、1日24個限定。昼すぎに焼き上がる。母親が受験生の夜食用に買い求めることも多い。

 古谷社長は「給食用にと、中学校からの問い合わせもあった。微力ながら、受験生の“お手伝い”をできれば」と話す。

 ◇DHAを配合し“相乗効果”期待

 富山県高岡市昭和町の洋菓子・パン製造「さわや食品」(0766・22・2881)は、同県で唯一、頭脳パンを手がけている。約30年前、先代の故沢谷常正社長が作り始めた。高校の購買部などで販売していたが、こちらは石川県ほどのヒットにはならず中断。ブーム再燃のきざしに伴って、約1年前に生産を再開した。

 同社のオリジナルは、脳の活性化に良いとされるDHA(ドコサヘキサエン酸)を配合し“頭脳パワーの相乗効果”を期待している点。さる県立高校の購買部では、ひそかなブームという。

 1日約100個を生産し、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、病院などに出荷。2代目の晴彦社長(58)は「おみくじなど若い人が喜ぶアイデアを取り入れ、広めていきたい」と話す。

 ◇関東一円、販売数量の上位は東大、早稲田、慶応大

 さいたま市の「伊藤製パン」は、頭脳パンが第2次ブームを迎えた92年に製造を開始。関東のコンビニエンスストアや大学生協を中心に広い範囲で頭脳パンを展開している。同社ホームページ(http://www.ito-pan.co.jp/home.htm)には「頭脳パンコーナー」があり、歴史や過去の商品ラインアップを紹介している。

 同社営業部によると、92年当初、パッケージには「◇小麦ビタミンB1があたまをよくするとは『頭のよくなる本』の著者慶大教授林髞博士の学説です。◇ずのうパンはこの学説に基いて作られております」と、昭和30年代のコピーを再現していた。だが「食べても頭が良くならんぞ」との意見が寄せられ、97年に変更。さらに、00年からは「◇ビタミンB1は糖質をエネルギーに変える時に不可欠なビタミンです」などと、簡潔な表現に改めた。

 ちなみに、同社によると、関東一円の大学生協での最近1年の頭脳パン販売数量の上位は東京大、早稲田大、慶応大の順だったとか。

 ◇めん類やクッキーも

 「頭脳粉」を使った商品は、パンだけでなく、めん類や菓子にも広がっている。これらも「頭脳」というユニークなネーミングが人気の源だ。

 茨城県中西部に位置する桜川市は昨年10月、桜の名所の岩瀬町など2町1村が合併して誕生した。同市の「めん工房ほさか」(0296・76・3339)は昨年9月、頭脳粉と普通の粉をブレンドした「桜うどん」を商品化した。

 経営者の保坂順一さん(39)が副部長を務める岩瀬町商工会青年部は「桜の名所にふさわしい食の開発」に取り組んできた。名付けて「サクラサク里プロジェクト」。保坂さんは「『サクラサク=合格』なので、頭脳粉を思いついた」と言う。

 ほんのり桜色をしたうどん。店では650円で提供。乾めん(200グラム、300円)も作った。保坂さんは「プロジェクトの展開とともに、ネットなどで拡販したい」。

 うどんの次はそば。山形県河北町の「今田(こんた)製・(めん)所」(0237・72・3722)は1885(明治18)年創業の老舗。今田智宏さん(33)は乾めん「頭脳蕎麦(そば)」(280グラム、210円)を、昨年10月商品化した。

 「『頭脳』というネーミングは衝撃だったけど、食べるとこれがうまかった。このギャップが受けるといいなと思って」と笑う。通常よりも、小麦粉の割合を多くし、口当たりの良いできとなった。得意先などに試食してもらって改良を加え、本格的に売り出す。

 新潟県妙高市の菓子メーカー「平和堂」(0255・72・3149)は、商品名は「頭脳パン」だが、天然酵母を使った焼き菓子(120グラム、150円)に仕上げた。見た目は一口サイズのメロンパンだが、食べると濃厚なバターの香りが口中に広がる。

 03年秋から販売。山本正隆社長(58)は「中小メーカーの閉そく感は強くブランド力のある主力商品を作りたかった。試行錯誤のかいあって、消費者の反響は大きい」。ドラッグストアやコンビニエンスストアを中心に、全国的に出荷している。

 ◇英会話グッズも

 金沢市の「北陸製菓」(076・243・3800)と、英会話の「イーオン」(東京都)は、「AEONトラベル英会話クッキー」を共同開発。昨年7月から販売している。海外旅行ですぐに役立つフレーズを集めた英会話を、10〜15分にまとめたCD付き。空港編、レストラン編など全6種類で各250円。これを食べれば、英語がペラペラに?

 ◇「頭脳パン」生みの親は直木賞作家−−故林・慶応大教授、異色の大脳生理学者

 「頭脳パン」の理論的支柱で、生みの親と言える林髞(たかし)・慶応大医学部教授(当時)は、我が国の大脳生理学者の草分け的存在であるだけでなく、直木賞受賞の推理作家でもある異能の人だった。

 1897年5月、山梨県に生まれ、旧制甲府中、慶応大医学部を卒業。同大助教授時代の1932年、ロシア(旧ソ連)に留学し「パブロフの犬」で有名なイワン・パブロフの下で、条件反射学を学んだ。

 帰国後の34年、本名の「林」と「髞」を分解した「木々高太郎」の名で、精神分析を扱った小説「網膜脈視症」を発表。以降、創作活動を本格化させ、海野十三ら流行作家との交流を深めた。36年「人生の阿呆」で第4回直木賞を受賞した。

 当時「探偵小説」と呼ばれ、低く見られがちだった推理小説について「純粋に謎と論理で構成された探偵小説は芸術になりうる」と「探偵小説芸術論」を唱えた。「推理小説」という言葉も彼の造語である。

 専門分野について一般向けに書いた「頭のよくなる本」は60年のベストセラーに。また、「日本脳科学会」の母体となった「中枢作用物質研究会」「日本条件反射学会」を中心となって設立するなど、脳科学の世界に残した足跡は大きい。69年10月没。


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頭脳パン
ローソンで見つけて買ってきた「頭脳パン」。 すごくあやしいネーミングだけど、僕にとっては懐かしい響き・・ だって「頭脳粉」をつくってるのが金沢製粉♪ お盆・正月ぐらいしか北陸には帰らないんで、すっかり存在を忘れてました。 まだ売ってたんだ〜(これはフジパン製だけど) ...続きを見る
裏:枕草履
2007/01/08 19:22
頭脳パン
ローソンで見つけて買ってきた「頭脳パン」。 すごくあやしいネーミングだけど、僕にとっては懐かしい響き・・ だって「頭脳粉」をつくってるのが金沢製粉♪ お盆・正月ぐらいしか北陸には帰らないんで、すっかり存在を忘れてました。 まだ売ってたんだ〜(これはフジパン製だけど) ...続きを見る
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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
頭脳パン、見つけた事ないですぅ。
今度見つけたらかってみよう♪
しかし、徳利屋さんのとことん追及する
心意気にあっぱれです!!!
すごいっ!
そうたママ
2006/02/27 11:13
そうたママさん、こんにちは。あっぱれと言われると恐縮してしまいますね。これは、あくまで学級通信の1コーナーということで、あまり力を入れないことになっているのですが…けっこう力が入っちゃうことも多いです。ということで、「頭脳パン」見つけたら是非レポートをお願いします!
徳利屋
2006/02/27 22:35
はっきり言って、食べたことあります。 素直にまずいと思いました。   賞味期限が切れてるのかと思いました。
ジョニー
2007/10/10 22:50
こんにちわ!!!お忙しい所失礼します。ホームページをいつも読ませていただいています
!ありがとうございます!!!
Sくん
2008/09/27 16:12

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