給食に出てくる「酪王牛乳」のパッケージがちょっとだけ新しくなりました。 「そうそう、青色が濃くなったよね!」というのは素人の発言です。 でもコンドルキャットは違います。 新旧パッケージをじっと見比べ、次の三つに注目しました。 つまり… @ 商品名が「酪王3.6牛乳」から「酪王牛乳」に変更されている。 A 「福島県産の乳脂肪分3.6%以上の牛乳です」という表示がなくなっている。 B 「HACCP(厚生労働省が認可する衛生管理システム)マーク」の表示がなくなっている。 この疑問については、酪王さんに電話して聞いてみることにしました。すると… 第2の疑問「どのように変わったのか」 @について… 確かに名称変更しました。 3.6というのは含まれる乳脂肪分のパーセンテージのことですが、 酪王牛乳の場合、実際的には3.9%くらいになっているんです。 3.9なのに「3.6」と表示するのは商品の価値を損ねることになりかねませんので、 ただの『酪王牛乳』にしました。 乳脂肪分の数値については、年間の推移をグラフ化して表示する予定です。 Aについて… これまでのように、名称に『3.6』という数値が入った場合、 法律によってその数値の意味を表示する義務がありました。 ですから、これまで『乳脂肪分3.6%以上の牛乳』と断り書きをしていたわけです。 今回の名称変更に伴い、この断り書きもなくしたのですが、 『福島県産』という言葉も一緒に消えてしまったので 『他の県の牛乳が混ざっているのか?』という問い合わせをたくさんいただきました。 でも、ご安心下さい。 これまでと同じく100%県産の牛乳です。 Bについて… HACCPは、前会社『福島県酪農協』が認可の対象となっています。 新会社『酪王牛乳梶xとしては現在申請中であり、間もなく認可される予定です。 認可されたらマークを表示します。 でも、実際にはこれまでと同じラインで製造されておりますので、 HACCPのシステムによる衛生管理がなされているのでご安心下さい。 素晴らしい!いきなり電話したにもかかわらず、 こんなにまで懇切丁寧に、分かりやすく、迅速に答えていただけるとは…感激です。 酪王牛乳さんはとてもいい会社です。 それより何より、自社の商品に関して実によくわかっています。 当たり前のことと言えば当たり前ですが、なかなかできることではありません。 「えぇ、ちょっと待って下さい…それはですねぇ…ええと…」なんてなりがちです。 酪王さんの鮮やかな対応には、製品を送り出す側としての社会に対する責任感と、 新会社になった並々ならぬ意気込みが感じられました。(了) |
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