③総括「祓いたまへ・飲みたまへ」その顛末…

◇この秋から暮れにかけて国内を騒がせた、いわゆる「祓いたまへ・飲みたまへ騒動」について振り返ってみる。

9月20日 
A社が「祓いたまへ・飲みたまへ」の販売を開始する。

9月31日
「週刊神社ジャーナル」に「祓いたまへ~」の広告文が掲載される。
この広告文には「子供や運転者が御神酒を飲んでも、かつては大目にみてもらえた」との表現がされており、
国土交通大臣より「大衆に向けての発言として甚だ軽率で不適切」との異例とも言える抗議文が発表された。

10月17日
「祓いたまへ~」を飲んで車を運転した男性が首都高を逆走して検挙される。

11月 5日
「祓いたまへ~」を飲んだ幼児が、「もっと飲ませんか~い!」と
通っている幼稚園で大暴れをして職員数名に大けがを負わせる。
この日、幼稚園では「七五三ごっこ」を行っており、その中で 「祓いたまへ~」を幼児に飲ませたという。

11月11日
康国神社、亀岡八幡宮が、「祓いたまへ~」を御神酒として使用することをとりやめる発表。 

11月12日
康国神社で奉納相撲が行われ、大量に余っていた「祓いたまへ~」が力水として使用され話題となる。
「これはいいねぇ。本場所でも歓迎だよ」と力士たちからも好評だった。

11月15日
俳優の徳利屋徳兵衛氏が、酩酊(めいてい)状態で番組に出演した上、
暴言を吐き世間の批判を浴びる(後日降板)
徳利屋氏は、この日都内で行われたA社主催の企画「祓いたまへDE七五三」にゲスト出演し、
そこで約三升(5.4L)の「祓いたまへ~」を飲んだという。

11月31日
「月刊醸造ジャーナル」が「『祓いたまへ・飲みたまへ』は危ない」という記事を掲載する。

12月 1日
都内の酒屋が、「越の寒椿」の瓶に「祓いたまへ~」を詰め
「越の寒椿」と偽って販売していたとして書類送検される。
調べに対して主人は「味が同じなのでばれないと思った」と語った。
この主人は以前「越の寒椿」社に勤務しており、その後「祓いたまへ~」の開発にも携わっていた。

12月 4日
全国に大型スーパーを展開するジオングループが、「祓いたまへ~」の販売をとりやめると発表。
以後、これに追従するスーパー、コンビニが後を絶たず!

12月20日
「祓いたまへ~」に汚染米が使用されていたとA社が発表。
自主回収を始める。

12月24日
「祓いたまへ~」を精密検査した結果、汚染米の使用はA社の狂言であったことが判明する。

12月25日
「祓いたまへ~」から陽性反応が出る。

12月26日
日本相撲連盟が15人の元力士の解雇を取り消すと発表。


とまあ、こんな具合である。
特に、この一週間は実にめまぐるしい展開だった。
この騒動も一応の収束を見せ始めているが、私たちには釈然としない思いが残された。
そもそも「祓いたまへ・飲みたまへ」とは何だったのか?
その答えは一向に見えてくる気配がない…。 

 (完・もちろんフィクションにきまってます!

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